【依存症】レッドブル本気でやめてみた【砂糖たっぷり】

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レッドブル、美味しすぎません?

あの独特の酸味の効いた甘い味がたまりません。

誰かがレッドブルの味を「かき氷のイチゴのシロップを炭酸で割った味」と表現しましたが、言い得て妙だと思います。

ですが、レッドブルってかなりの糖分が含まれています。1本で39gで、角砂糖に換算すると13個分です。

これがジュースだから気にせず飲んでますが、目の前に角砂糖を13個並べられて、それを全部ガリガリと食べていると考えると、ゾッとします。

僕は20代でありながら健康診断で「要精密検査」の診断が下りたことがあります。

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肝臓の数値に問題が出たのですが、恐らくレッドブルがその大きな原因になっていたと思われます(それだけではないでしょうが)。

海外ではエナジードリンクの飲みすぎで、歯が全部溶けてしまったり、命を落としてしまったり、悲惨なニュースが流れています。

そんなわけで、今回は僕がほとんど依存症に陥っていた状態から、レッドブルをやめた方法を書いていこうと思います。

毎日レッドブルを飲んでしまう原因

レッドブルをやめるには、どうして毎日飲んでしまうのか理由をはっきりさせる必要があります。

おいしいから飲んじゃうんだ、なんて単純な分析では効果的な打ち手を見出すことはできません。

僕がレッドブルを飲む時間は決まっていて、必ず毎朝会社に行く時の最寄り駅の自販機で買うというパターンでした。

ここから、僕がレッドブルを毎日飲んでしまう原因を書き出してみました。

会社に行く前に楽しみがほしい

ほとんどの社会人がそうだと思いますが、会社に行くのって気が重いですよね。

目の前に積みあがった仕事の山、気の合わない上司や同僚との人間関係など悩みは尽きません。

僕もそうです。

ですが、飯を食っていくためにも何とか気力を振り絞って会社に行かなくてはなりません。

そこで、会社に行く前に「あのおいしいレッドブルが飲める」というのを心の支えにして、最寄り駅に向かっていました。

糖分依存

甘いものを飲んだり食べたりすると、幸せを感じますよね。

その要因は「セロトニン」や「エンドフィン」という物質が分泌されるからです。

これらの物質には、快楽・リラックス・ストレス解消などの効果があり、人間が本能的に求めてしまうものです。

僕もレッドブルを飲むとなんだか幸せ・爽快な気分を得ることができて、これがほしくて常飲していました。いわば「糖分依存」です。

会社に行くという憂鬱な気持ちを、砂糖によって打ち消していた訳ですね。

ですが、大量の砂糖によって一時的にこれらの効果が得られたとしても、長期的に見れば体を壊して不幸になってしまいます。

喉が渇いている

人間は寝ている間に多くの汗をかきます。

ですので、朝起きたらコップ一杯の水を飲むことが推奨されています。

ですが僕は、どうせ駅に着いたらレッドブルの飲むのだから、と考えて朝に一切の水分をとっていませんでした。

結果的にこれが、水分補給したいという欲求となってレッドブルに向かっていったのではないかと思います。

一日の始まりの水分補給が、砂糖たっぷりのレッドブルで決まっていたのは、今考えると異常でした。

レッドブルをやめる具体的な対策

レッドブルを毎日飲んでしまう原因を洗い出せたので、次にそれぞれに対する対策を打ちました。
具体的には以下です。

会社から帰ってきた後の楽しみを書き出す

会社に行くのが憂鬱であるのは、ある程度仕方のないことです。
出社が楽しみで仕方がないという人は、よっぽど好きな仕事をしている人か、才能があって次々に結果を出せている人くらいでしょう。
いずれにしても少数派のはずです。
なので、僕は会社から帰ったらこんな楽しいことをやるというリストを作成して、メモで持ち歩くことにしました。
例えば
  • スマブラ(ゲーム)をやる
  • 好きなYouTuberの動画を観る
  • 気になっていたアニメや映画を観る
こんなことをメモに書き出しておいて、会社に行くのがイヤだという気持ちを、会社から帰ったらこれをやるという楽しみに向けたのです。
そんなんで憂鬱な気持ちが消えたら苦労しねーよという声も聞こえてきそうですが、あくまでレッドブル(=砂糖)で憂鬱な気持ちを打ち消す方法の代替案ということです。
ただ頭の中で考えているだけでなく、実際に紙に書いて目で見てみると思いのほか効果があります。
また、少し手間ですが、自分が楽しいことをやっている写真を誰かに撮ってもらって、その写真を見るというのも効果的です。
人間の感覚の中でも、視覚は大半を占めているので実際に楽しい場面を目で見ることで多少なりとも憂鬱な気持ちを消しさる効果はあります。

レッドブル以外の甘いものを摂取する

それまで毎日飲んでいたレッドブルを、ある日からスパッとやめるのはかなり難しいです。毎日の楽しみだったものがいきなり失われたら、会社に行くのがさらに憂鬱になりかねません。

そこで、僕はレッドブル以外の甘いものを摂取することにしました。

もちろん糖分を一切取らないのが一番ですが、いきなりそれは難しいのでレッドブルよりも糖分の含有量が少ないもので代替するのです。

僕が選んだのはボトルのキシリトールガムです。

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これを選んだ理由としては

  • ガムなので、飲み込んでしまう食べ物よりも長い時間甘味を味わうことができる
  • キシリトールなので、歯にも良い
  • 90粒入りで1,500円なので、毎朝3粒づつ噛んでも1ヵ月持つ。日割りにすると、1日50円。

といったところです。

このガムを家から出る時に口に入れて、噛み噛みしながら最寄り駅まで歩いていくと、駅に着くころには結構甘いものを食べた気分になれます。

値段に関しても、レッドブルは1本200円くらいするので、1ヵ月換算でこれだけの差が出ます。

月で4,500円もの差が出るので、年間で考えると5万円以上にもなります。かなり馬鹿にならない数値です。

毎朝起きたら水をコップ1杯飲む

これはかなり単純な方法ですが、朝の水分補給を水にするということです。

水を飲んでまったく喉が渇いていなければ、レッドブルを飲みたいという気持ちが多少抑えられます。

と言っても僕は今まで喉を潤すためにレッドブルを飲んでいたというよりかは、糖分を摂取することによる憂鬱感の打ち消し・幸福感を得るという目的が強かったので、これはあくまで次善策です。

上で書いた「会社から帰った後にすることのメモを見る」と「レッドブル以外の糖分をとる」のがメインの打ち手で、「水を飲む」のは、言ってしまえばやらないよりマシぐらいの行動かもしれません。

最初から水が寂しければ、ポカリスエットアクエリアスにしても良いでしょう。これらの清涼飲料水にも砂糖が入っていますが、レッドブルよりは遥かに良いです。

番外:炭酸水で割る

ここまでで対策は書き終えましたが、それでもどーしても、どーしても、どーしてもレッドブルがやめられないという人は「炭酸水で割る」方法を試してみてください。

やり方は簡単です。

レッドブルと炭酸水を2対1でコップに入れて、混ぜるだけです。

これだけで単純にレッドブルの成分を3分の2に低減することができます。

ここから徐々に炭酸水の割合を増やして、レッドブルの割合を減らしていきます。

こうすることによって、少しづつ糖分異常の状態から脱していきましょう。

もっとも、これはコップやかき混ぜる道具がなければできないので、外出先の自販機やコンビニでレッドブルを買う方には難しい方法です。

主に家でレッドブルを飲んでしまう人は、試してみてください。

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まとめ

僕はあと数年で30代になります。

20代のうちは甘いジュースを常飲しても、何とか体は持ちこたえたかもしれませんが、これからは恐らくそうも言ってられなくなるでしょう。

まだ20代のうちに悪しき習慣をできるだけ絶ち、出来るだけ長く健康的な体を保っていきたいと思います。

あなたもレッドブルや甘い飲み物を常飲していたら、なるべく若いうちにやめる方法を考えて実践することをお勧めします。