風邪予防対策まとめました【便利アイテムも紹介】

f:id:suteneko3000:20190218201127j:plain

風邪を引いて仕事や勉強が遅れ、取り戻すのにとても苦労したことはありませんか? 絶対に風邪を引かない方法があれば知りたいものですが、残念ながらそんな方法はありません。

ですが、ちゃんとした知識を持っていれば風邪を引く可能性を限りなく低くすることができます。

この記事では、風邪予防に大切なことをまとめました。

僕が個人的に使っているアイテムも紹介していますので、よろしければ参考にしてください。

風邪予防の5つのポイント

風邪を予防するために大切なことはたくさんありますが、基本的なことはとてもシンプルです。それが以下。

  • 手洗い
  • うがい
  • 睡眠
  • 水分補給
  • マスク

手洗い

ウィルスは主に手を感染経路にして、体内に侵入してきます。

我々が普段生活している環境には、ウィルスが溜まりやすい場所がいくつもあります。それが、以下のような人がたくさん触れる場所です。

  • 電車のつり革
  • 階段の手すり
  • 電気のスイッチ
  • ドアノブ
  • エレベーターのボタン

これらの場所を無意識に触ってしまい、ウィルスが付着した手で鼻をこすったり食事をしたりするとウィルスが体内に侵入してしまいます。

とはいっても手にウィルスが一切付着しないように生活することは実質的に不可能です。だからこそ、石鹸で手を洗うことでウィルスを洗い流すことが風邪予防の大切なポイントになります。

僕も必ず外から家に帰ってきた時は、石鹸で手を洗うようにしています。

なお、僕は以下のような自動で石鹸を出してくれるソープディスペンサーを使っています。

f:id:suteneko3000:20190208185611j:plain

石鹸が出てくる部分に手を持っていくと、センサーが感知して自動で液体石鹸を出してくれます。これが使ってみると非常に便利です。

これまで僕はソープディスペンサーなんて、すごく高いお金を使って特別な工事が必要なものだと思っていました。ですが、こちらは小型でどこにでも設置できて、単三電池4本で動きます。その上値段は1,300円くらいなので、家に一台置いておいて損はありません。

うがい

口の中にウィルスが滞在したままにしておくと、いずれ体内に侵入してしまいます。うがいをすることで、口の中にいるウィルスを体外へ排出することができます。

また、うがいによって粘膜と線毛(せんもう)にうるおいが与えられ、働きが高まります。口内から入ってきた異物は喉から肺にかけて存在する粘膜に捕えられ、線毛運動によって体外に排出されたり胃に入って消化されたりします。

粘膜と線毛は乾燥に弱いため、うがいで水分を与えて働きを高めることで、抵抗力が高まるのです。

なお、普段のうがいは水だけで良いですが、インフルエンザの流行期や体が弱っている時はうがい薬を使うのが有効です。

睡眠

十分な睡眠をとることで、体の免疫力が高まります。

睡眠が十分に取れていないと、感情のコントロールができなくなったり、疲れやすくなったりと明らかに体調が悪くなります。

睡眠時間が7時間より多い人と比べて6時間未満の人は、風邪を引く確率が4倍以上に跳ね上がるという研究結果も出ています。風邪気味の時は8時間以上の睡眠をとることが推奨されています。

なお、睡眠は長さだけでなく質も重要です。

こちらの記事に、小指に湿布を貼ることで安眠効果のある「小指湿布」のやり方を紹介していますので、是非ともやってみてください。

www.suteneko3000.com

また、寝る前に「葛根湯」を飲んで床につくと、体の体温を上げて寝ている間に菌を退治してくれるのでお勧めです。

※葛根湯は風邪の引き始めに効きますが、本格的に発熱した後に飲んでもあまり効果は期待できません。

僕が使っているのは粉タイプの葛根湯で、少し寒気がしたり頭痛を感じたりしたときは必ず寝る前に飲んでいます。少しでも風邪の予感を感じたら、とりあえず飲んでおくのです。

これによって、朝起きたら風邪を引いていたということがほとんどなくなりました。

f:id:suteneko3000:20190208192217j:plain

これは僕が実際に常備している葛根湯ですが、パッケージの左下をよく見ていただくと「満量処方」と書いてあるかと思います。

「満量処方」とは、医療用と同じ配合量を有しているものを指す言葉で、市販の漢方薬は75%や50%などの配合量が少ないものが多いのです。満量処方の葛根湯の方が効果が大きいので、葛根湯を買い求める際には満量処方のものを選ぶことをお勧めします。

水分補給

風邪気味になると汗をかいて体内の水分が足りなくなります。

脱水を防ぐためにも、適宜水分補給をしましょう。なお、水分をとる際は以下のポイントを押さえておくと効果的です。

  • 一気に飲まない:体調が悪い時に一気に水分を取ると吐いてしまう恐れがあります。少しづつ時間をかけて飲みましょう。
  • 冷たい水を飲まない:冷たい水を飲むと体温が下がり、免疫力が下がってしまいます。なるべく常温の水を飲みましょう。
  • スポーツドリンクがオススメ:栄養分のあるスポーツドリンクを飲むことで、食欲がない時でも栄養補給ができます。ですが、塩分の入ったスポーツドリンクを過剰に摂取すると逆に喉が渇いてしまうので、適宜水も織り交ぜて飲みましょう。

風邪を引いた時に、だるい体を引きずって飲み物を買いに行かなければならない事態は防ぎたいもの。

とはいえ、スポーツドリンクを買って置いておいても、ついつい飲んでしまいたくなります。それを防ぐためにも、冷蔵庫には入れずに保存しておきましょう。

お風呂上りにキンキンに冷えたスポーツドリンクが待っていると、欲望を抑えるのに苦労しますが、常温のものが転がっていても進んで飲みたいとは思わないでしょう。

風邪を引いた時は常温の飲み物を飲む方が良いというのは上で書いた通りなので、常温で保存しておくことは何の問題もないのです。

マスク

マスクをつけることで、空気中に漂う菌を3割ほどカットすることができます。インフルエンザ流行時期である真冬の通勤・通学中の満員電車の中は菌の宝庫なので、マスクをしておくことが風邪予防の基本です。

また、マスクをすることで口や鼻の保湿効果も期待できます。

上で述べたように、菌が付着した手で鼻をこすったりするとそこから体内に侵入してしまいますが、マスクの上からならそれを防ぐことができます。この点からもマスクはお勧めです。

ちなみに冬の時期などは毎日マスクをするのが風邪予防にお勧めですが、コンビニで都度買うと高くつくのでボックスで買うのがお勧めです。僕が使っているマスクはこちら。

f:id:suteneko3000:20190208194833j:plain

個別包装になっているので数枚だけ取り出してカバンに忍ばせておくこともできます。

毎日使っているので、もうほとんど残っていません。

f:id:suteneko3000:20190208195231j:plain

マツモトキヨシのお店で購入したのですが、Amazonには同じものはありませんでした。ですが、こちらのが個別包装になっていて、ほとんど似ているものになると思います。

風邪を引くデメリット

さて、ここまで風邪予防の基本と、実際に僕が使っているアイテムを紹介してきました。なぜここまで風邪予防にこだわるのかと思われたかもしれませんが、風邪を引くことで人生に大きなデメリットがあることを知ったからです。

お金がかかる

社会人が一回風邪を引いた時の個人の経済損失は4万円以上とも言われています。

ホントかよ⁉ と思うかもしれませんが、病院の診察代や薬代に加え、休んだ分の仕事のスケジュールの再調整や完全に回復するまでの生産性の低下などを考慮すると、あながち間違った数値にも見えません。

風邪を引くということは、我々が思う以上にお金を損してしまうのです。

気分が落ち込む

精神と肉体は密接に関係しているので、風邪で体調を崩すととにかく気分が落ち込みます。

平常時はそれほど気に留めていないことも、風邪を引いた時に思い返して「そういえばあの人のあの発言って、僕への皮肉じゃ……」なんてことを考えて堂々巡りに陥った経験は誰にもあるのではないでしょうか。

肉体的苦痛を味わう

程度の差はあれ、風邪を引くと肉体的に苦しい思いをすることになります。インフルエンザにかかって39℃近い高熱が出た時は、「マジで死ぬんじゃないか」と思った方もいるはずです。

体調が万全でさえあれば、仕事にバリバリ励んだり、趣味に打ち込んだりできていたはずの時間を、床にふせてただ苦しみに耐えるだけなんて人生の損失です。

風邪は本当に時間のムダ、人生のムダです。徹底的に予防しましょう!

まとめ

僕は社会時になったばかりの時はよく風邪を引いていました。

しかしその度に落ち込んだり仕事の遅れを取り戻すために苦労する辛さを味わい、ある時から徹底的に風邪を予防するための研究を始めるようになりました。

ここに書いたことは当然僕のオリジナルの理論などではなく、どこにでも書いてある風邪予防の基本です。ですが、いくつか紹介したアイテムなどは僕が今でも使い続けている本当に役に立つものばかりです。

皆さんも風邪予防の基本を押さえた上で、自分にとって役に立つアイテムを捜して上手に体調を整えて楽しい人生を送りましょう!