職場で「信頼」してもらうために僕が心掛けていること

会社で働く上で「信頼」は重要な要素のトップ3にランクインすると思っています。

あなたが上司であれば信頼がなければ部下は思ったような働きをしてくれないでしょうし、担当者であっても同僚や上司と上手く仕事をしていくことはできないでしょう。

今回は信頼を得るために僕自身が心掛けていることや、周りの人を見ていて感じたことを書き綴ろうと思います。

小さな約束を確実に守る

仕事をする上では、たくさんの「作業」が発生します。その中には小さなことで、多少遅れてもそれほど問題にならないことも多いです。しかしながら、重要度の低い仕事であっても毎回後回しにして、催促されていると確実に周りの信頼を失っていきます

例えば部下から書類の押印を依頼されたり、パソコンを使ったシステム上の承認ボタンを押すことなどがそれに該当します。それが定期的に発生するルーティン作業であれば、毎回周りから指摘をされて対応しているようでは、社会人失格とも言えます。

特に中間管理職の人ほどこれが抜けている人が多く、こういった細かなことをほぼ完ぺきにこなせる人が部長や役員クラスに上がっていくように見えます。

僕もルーティンで発生する業務を毎回忘れていて周りに呆れられていました。しかし、これではいけないと一念発起して、グーグルカレンダーに定期的に発生する業務を登録し、連動させたスマートウォッチで自分に通知するなどしてうっかり防止対策をしました。うっかりが段々なくなってくると、周りから「あいつは変わった」と言われるようになりました。

今周りの信頼を失っている人でも、これから対策をして少しづつ信頼を取り戻していけば、確実に仕事がやりやすくなりますよ。

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周りを気遣う

自分に余裕がないと、中々周りを気遣うことができませんが、これができると一気に周りの信頼が増します。

周りを気遣うとは、例えば「声かけ」です。

あなたの後輩やパートさんなどが定時を過ぎてもパソコンに向かっているのを見かけたら「大丈夫ですか?」と一声かけるだけでかなり印象が変わります。「大丈夫ですか」と問われた人は大抵の場合何か問題があっても「大丈夫です」と返答をするものですが、それだけのやり取りだったとしても繰り返していると「あの人は自分を気にかけてくれている」とうれしく思うものです。

声かけを繰り返していると、実際に問題が発生した時にあなたに相談にくるようになると思われます。その時にあなたが問題を解決できれば信頼感は一層増します。例えあなたが一人で対応できなかったとしても、あなたの上司や他の人を巻き込んで相談してくれた人の問題を解決できれば、それでも十分です。

ただ、最初に述べたように周りを気遣うためには自分にある程度の余裕が必要です。目の前の業務に常に追われているような状況では、そもそも周りに目を配ることすらできないでしょう。それでも、少しでも余裕ができた時に声かけを行えば信頼感が増してあなたの業務を手伝ってくれるようになるかもしれません。

積極的に情報を共有する

個人的に管理職の重要な役割の一つが、チームに情報を共有することだと思っています。しかしながらこれができていない人が多く、誰にも声をかけないまま自分のスケジューラ―を勝手に変更していつの間にか出張に行っていたり休みをとっていたりします。

こんな時、例えばあなたが上司のスケジューラーが変わっているのに気づいたら上司に一声かけ「部内に共有しますね」と宣言した上でメールやミーティングなどで部内に共有します。その時に「その日に出張や休みを取られると困る」という人が出てくることもありますが、事前に調整ができれば対応できることもあります。

こういったことを繰り返していると「コイツに言えば周りに共有してくれる」と思われ、あなたにより多くの情報が集まるようになります。もしかすると「そんなことになったら面倒だ」と思う方もいるかもしれませんが、より多くの情報を持っていると確実に仕事がやりやすくなりますよ。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

学生の頃はあまり意識してなくても、社会に出て組織で働くようになって「信頼」の重要性を痛感した人も多いのではないでしょうか。

かくいう僕もその一人で、これからもより多くの人から信頼されるような仕事人になっていきたいと思います。