ワイヤレスイヤホン「AirPods」を紹介! 充電が超早い! 

遅まきながら、アップルから発売されたワイヤレスイヤホンの「AirPods」を購入したので、レビューしたいと思います。

なお今回購入した時期がクリスマスシーズンだったからか、最初に入った家電屋では発売から一年以上経っている商品にも関わらずまさかの品切れでした。

息の長いロングラン商品になっていると思われます。

今回はそんな「AirPods」を使って気付いた利点を紹介したいと思います。

利点①充電がかなり早い

今回僕が「AirPods」を購入して一番驚いたのが、充電の早さです。この商品、無線のイヤホンなので当然充電する必要がある訳ですが、満充電までの時間がかなり早いです。

公式では15分の充電で約3時間の連続再生が可能とのことでしたが、実際に自分で試してみても充電10%から100%になるまで20分ほどしかかかりませんでした。

ちなみに充電は専用ケースに入れておくだけでOK。充電ケース自体が充電器になっていて、中にイヤホンを収納することで自動で充電されます。

  • イヤホンは満充電でおよそ5時間の連続再生が可能。満充電までに必要な時間は、残充電率にもよりますがおよそ20分前後。
  • 充電専用ケースで継ぎ足し充電すれば、24時間以上の連続再生が可能

利点②断線しずらい=長持ち

従来のワイヤレスイヤホンは、ワイヤレスとはいえ左右のイヤーピースをつなぐコードがあるものが大多数でした。なので、そのコードがポケットや鞄の中で絡まったりして圧力がかけられると、コードの内部が傷つき断線の恐れがありました。

しかし「AirPods」はコードがないので断線の可能性がかなり低くなっています。さらに専用ケースに収納しておくことでなおさら保護され、故障する確率が減っていると思われます。

従来のワイヤレスイヤホンと比べて長期的に使える商品だと言えるでしょう。

利点③カバンの紐をたすき掛けできる

これは僕も思いがけない点だったのですが、カバンをたすき掛けする時に一切の邪魔になりません。

たすき掛けとは、ショルダーバッグ等を右肩から左腰に向かってかけることです(逆の場合も可)。この時、バッグの紐は胸の部分を通過するため、有線のイヤホンを使っているとコードに干渉して邪魔になります。

その点「AirPods」は装着しているのが耳の部分だけなので、カバンをたすき掛けしても一切の邪魔にならないのです。

AirPods」を買う時は、デジタル機器としての機能を期待して購入しましたが、まさかバッグが掛けやすくなるという恩恵を受けることができるとは嬉しい誤算でした。これが「セレンディピティ」というヤツでしょうか。

セレンディピティː何かを探しているときに、探しているものとは別の価値があるものを偶然見つけること。(wikipediaより)

ちなみに、たすき掛けしなくても普通に片方の肩に掛けておけば良いじゃないかと思う方もいると思いますが、僕の体形がなで肩なので、片方の肩にバッグを掛けておくと頻繁にずり落ちるのです。たすき掛けにしておくとまずずり落ちることはないので、すごく助かっています。

紛失注意

注意点としては、紛失しやすいことでしょうか。

イヤホンのイヤーピース部分だけの商品なので小さく持ち運びしやすい反面、紛失もしやすくなっています。また、誤って隙間に落としてしまうと、コード付きのイヤホンだと引っかかる可能性がありますが、「AirPods」はコードがないのでそのままさようならです。

こまめに専用ケースに収納するクセをつけておけば、後々泣くこともないでしょう。そういう意味では、専用ケースを充電器としたことは大きな意味を持ちます。

ただの収納ケースだとそのうち使わなくなってしまう人も多いと思いますが、収納ケース自体が充電器なので、自然とその中に入れて保管する習慣がつきます。

恐らく開発チームも紛失しやすい弱点は把握していて、いかにユーザー側に専用ケースに収納する習慣をつけてもらうかということを考えてこのような構造にしたのだと思います。ナイス判断です。

追加してほしい機能

さて、総合的に非常に満足できるイヤホンなのですが、今後上位機種が出るとしたらぜひ追加してほしい機能があります。

それは、ノイズキャンセリング機能です。

ノイズキャンセリングとは、イヤホンなどで音声を出すと同時に周囲の音を遮断してくれる機能です。

僕が使っているもう一つのイヤホンであるSONYの「 MDR-EX31BN」は、bluetoothイヤホンでありながらノイズキャンセリング機能を搭載しているかなりの優れものです。

僕がSONYのイヤホンから「AirPods」に乗り換えて初めて電車の中で音楽を聴いた時、電車の車内の音はこれほど煩わしかったのかと思い、改めてどれほどノイズキャンセリングの恩恵を受けていたのかを痛感しました。

周囲がうるさいからといってイヤホンの音量を上げると、難聴になる危険性が高まります。なので、今僕は電車の中では「MDR-EX31BN」、それ以外の自宅を含む比較的静かな環境では「AirPods」という風に使い分けるようになりました。

もし「AirPods」にノイズキャンセリング機能が追加されたら、真の意味で最強のbluetoothイヤホンになると思います。

まとめ

総合的に見て、ワイヤレスイヤホンとしての優秀さのみならず、ユーザーの利用シーンのことも考えらえた構造になっている良い商品です。

パソコンやスマホで音楽を聴く習慣がある人は、是非とも「買い」です。

Apple AirPods 完全ワイヤレスイヤホン Bluetooth対応 マイク付き MMEF2J/A

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