ニンテンドースイッチの音声を無線イヤホン/ヘッドホンで聞く方法を解説

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ニンテンドースイッチの音声を、bluetooth接続(無線)のイヤホン/ヘッドホンから聴きたいと思ったことはありませんか。
ニンテンドースイッチbluetoothのオーディオ機器を音声接続することができませんが、トランスミッターという機器を取り付けるだけで簡単にそれが可能になります。

今回はその具体的な方法を紹介します。

もくじ

ニンテンドースイッチを無線イヤホンに接続する

今回使用するトランスミッターはこれです。

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ニンテンドースイッチ対応のトランスミッターはいくつも種類がありますが、Amazonのレビューなどを見ながら僕が選びました。

実際に使ってみましたが、ノイズの発生も無く、体感上の音声遅延もほぼないことを確認しています。
ただ、Amazonのレビュー上では音声遅延が発生した方もいるようで、精度は100%ではないようです。
 
では早速この商品を使って、実際にbluetooth接続方法をやってみます。
 

携帯モードで接続する

ではまず、携帯モードで接続する方法を紹介します。

ヘッドホンを接続する

まずは携帯モードでbluetooth接続のヘッドホンを接続してみます。

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最初に、トランスミッターをこのように分離し、USB Type-Cの接続端子を露出させます。

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そして、ニンテンドースイッチのUSB Type-Cの接続部分に、トランスミッターを差し込みます。

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差し込んだら、ニンテンドースイッチの電源をONにします。すると、トランスミッターの青色のランプが点灯します。

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次にヘッドホンをペアリングモードにします。

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ペアリングモードになったら、トランスミッターのこのボタンを長押しします。すると青色のランプの点滅が速くなります。

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少し経つと接続が完了し、ヘッドホンから音声が流れます。

(当然、スイッチ本体のスピーカーからは音声は流れません)

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※今回ヘッドホンを使っていますが、イヤホンでも基本的にやり方は同じです。

ワイヤレススピーカーを接続する

イヤホンやヘッドホンだけでなく、bluetooth対応のワイヤレススピーカーも接続できます。

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やり方は基本的にヘッドホンと同じです。
ニンテンドースイッチ本体にトランスミッターを取り付け、スイッチの電源をONにします。
スピーカーの電源を入れて、ペアリングモードにします。

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最後に、トランスミッターのボタンを長押しします。

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少し経つと、ワイヤレススピーカーから音声が流れます。

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TVモードで接続する

次にTVモードでの接続方法を解説します。
TVモードの場合はニンテンドースイッチ本体のUSB Type-Cの接続部分がふさがっているので、ドックの方にあるUSB A端子の接続部分を使って接続します。

ヘッドホンを接続する

まず、トランスミッターをUSBケーブルがつながってる方につなぎます。

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次に、ニンテンドースイッチのドックのUSB A端子部分に端子を差し込み、スイッチ本体の電源を入れます。

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ヘッドホンの電源を入れ、ペアリングモードにします。

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最後にトランスミッター本体のボタンを長押しし、少し経つとヘッドホンから音声が流れだします。

ワイヤレススピーカーを接続する

次にワイヤレススピーカーの接続方法を解説します。

当然ですがやり方は同じです。

ニンテンドースイッチのドックのUSB A端子部分に端子を差し込み、スイッチ本体の電源を入れます。

そしてワイヤレススピーカーの電源を入れ、ペアリングモードにします。

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トランスミッター本体のボタンを長押しし、少し経つとワイヤレススピーカーから音声が流れだします。

テーブルモードの場合はスタンドが必要

ここまで読んでいただいた方はお分かりだと思いますが、テーブルモードでは接続することはできません。なぜならテーブルモードではスイッチ本体のUSB Type-Cの接続部分がふさがってしまうからです。
TVモードと違ってドックにもセットされていないので、トランスミッターを接続する方法がありません。
USB Type-Cの接続部分が使えるようなスタンドを使えば問題は解決します。

Bluetooth接続ができるとこんなに便利

接続方法の解説は以上です。

ところで「ここまでしてbluetooth接続する必要あるか?」と思った方もいるかもしれません。

答えは「メチャクチャある」です。

その理由を説明します。

外出先でクリアな音質でゲームを楽しめる

ニンテンドースイッチの商品としての最大の利点は、「高機能なゲーム機を持ち運びできる」ことです。

 

私生活に忙しい現代人が、家にいる時だけでなく外出中のちょっとした余暇にゲームの続きをプレイできるようにしたことで、爆発的ヒットを生み出しました。

  • 飛行機の中
  • 新幹線の中
  • バスの中
  • 公共施設の待合室

あなたもこういった環境でゲームをプレイすることが多いのではないでしょうか。

ですがこういった「公共の場」では、スピーカーからゲームの音声を大音量で垂れ流す訳にはいきません。

そこでイヤホンやヘッドホンを使う訳ですが、有線の場合、長いコードが煩わしいことこの上ないです。

誤ってどこかに引っかかり、イヤホンジャックが抜けてゲームの音量が周りに丸聞こえになり赤っ恥をかく恐れもあります。

無線のイヤホンであれば、こういった煩わしさからは解放されて外出先で非常に快適にゲームを楽しむことができます。

スイッチでいくつか発売されている「白衣性愛情依存症」のような萌えゲーも断然いけます。

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www.suteneko3000.com

当然、外出先だけでなく自宅でゲームをプレイする場合もbluetooth接続は役に立ちます。

ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド」はワイヤレススピーカー一択

例えば「ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド」のようなゲームは、川の流れ、風の音、鳥の鳴き声などの「環境音」が緻密に表現され、圧倒的にリアルな世界観を創り出しています

これらの「音」は、直接耳に機器を取り付けるイヤホンで聴くよりも、距離が取れて周りから音が発生しているような感覚が得られるワイヤレススピーカーで聴いたほうが臨場感があります。

テレビモードで周りを真っ暗にし、bluetooth接続したワイヤレススピーカーから流れる環境音を聴く。そんな状況でプレイする「ゼルダ」は、まるで自分がハイラルの世界に入り込んだかのような没入感を生み出し、圧倒的なゲーム体験を演出してくれます。

大乱闘スマッシュブラザーズSP」はイヤホン/ヘッドホンで

逆に、「大乱闘スマッシュブラザーズSP」といった、瞬発力が求められる格闘ゲームなどは、イヤホンで音を聴いたほうが良いでしょう。

スマブラSPのファイターの一人、ゼルダ姫の「フロルの風」のような瞬間移動攻撃において、技発生時の「風の音」が耳に届く早さは、ギリギリの戦いの勝敗を左右する要素になり得ます。

距離の離れたスピーカーからの音ではガードが間に合わなくても、イヤホンからの音なら反応できるかもしれません。

ゲームの種類によって最適なオーディオ機器を使い分けて、質の高いゲームライフを送りましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。
最後に余談ですが、僕はいつもニンテンドースイッチを持ち運ぶ時にこちらのキャリングケースを使用しています。

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今回紹介したトランスミッターは、このキャリングケースのポッケにすっぽり入ることを発見しました。

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外に持ち運ぶ時もこれで荷物にならないことが分かり、ますます愛用することになりそうです。

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