人生初の株主優待が到着。雑感を語る。

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新卒で企業に就職してからしばらくまったく貯金が貯まらなかったのですが、3年目くらいからようやくお金のコントロールができるようになり少しずつ貯蓄ができるようになりました。

そして100万円の大台に到達したころ、おもむろに「投資」を始めようと思い立ちました。といっても素人がいきなり株のデイトレードなんかに手を出しても敗北は目に見えていたので、昔からあこがれていた「株主優待」に目を付けました。

貯金は重要、されど銀行にお金を眠らせておくのはただのムダ

僕がまだ生まれていないバブルの頃は、銀行の金利が2%を超えていたそうです。100万円を1年間銀行に預けていたら2万円の利子が付くなんて、貯金のしがいがありそうです。

しかしそんな時代はとうに過ぎ去り、今では銀行の金利は0.02%程度になりました。100万円を1年預けても、たったの200円程にしかならないという寂しい状況です。

それならばと、僕は銀行に預けたままの貯金を株につぎ込んで「株主優待」をもらおうと思い立ちました。

目をつけたのは「スカイラーク」の株

まず目を付けたのが「スカイラーク」の株です。

スカイラークは、皆さんご存知の「ガスト」や「バーミヤン」などのレストランを運営している企業になります。スカイラークの株主優待は、この2つを含むスカイラークグループ運営の下記店舗で使えるお食事券になります。

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 スカイラークの株主優待は従来の3倍に拡大

こちらが実際に届いた株主優待です。

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僕は300株を取得したので、9,000円分のお食事券が届きました。

スカイラークは2017年6月より株主優待を拡充しており、従来の3倍の額面のお食事券がもらえるようになりました。つまり、優待拡充前だと僕は3,000円分のお食事券しかもらえなかったことになります。この大幅な優待拡充は会社としての負担も相当だと思われ、かなりの英断だなと思います。

300株の取得額はおよそ50万円ほどだったと記憶しています。50万円の投資で9,000円かよと思うかもしれませんが、別に50万円が消費された訳ではなく株に変わっただけです。

しかもスカイラークの株主優待は年に2回もらえます。今回は6月の権利確定日の分の優待になりますが、12月の権利確定日の優待では11,000円分のお食事券が届くので、年間で考えると2万円になります。

さらに配当金もあるので、優待利回りは決して悪くなく、ましてや銀行金利とは比べるべくもありません。

株式取得の神髄は、浪費の防止

僕はスカイラークの他にも「吉野家」や「ヴィレッジヴァンガード」などの株も取得しましたので、優待が届くのを楽しみにしています。

さて、僕は今現在生活に最低限必要なお金以外は全て株式で保有しています。株式を取得する有益な点は株主優待ともう一つあると僕は考えています。それは、浪費を防止することです。

ただ銀行にお金を預けているだけは、利子がほとんどつかないばかりか、すぐに引き出すことができてしまいます。ATMに立ち寄って、キャッシュカードですぐに現金が引き出せることは便利な反面、衝動買いの手助けにもなってしまいます。

株式で保有しておけばそれを現金化するステップが発生するので、銀行預金のような手軽さでお金を引き出すことはできません。そうすると、現金化をする間に頭を冷やして浪費を思い直すことができますし、そもそも手続きが面倒で現金化しないで終わるというパターンもあります。

人間が生来持っている「怠け心」を逆に利用して、お金を溜められるのです。

まとめ

スカイラークの株が届くまでの期間は「本当に優待が届くのか?」と終始心配していました。本当に株を買うだけでよいのだろうか、なんか別の手続きがいるんじゃないのかと思い悩んだりしましたが、ある日ポストにお食事券の入った封筒が届けられているのを見つけた時は感動したものです。

株を保有していると「そろそろ優待が届くかな」というワクワク感を日々味わうことができるので、ことさらお勧めです。