一人でガストに行ってカットステーキを食べたら、子供に大恥をかかされた話

僕はまったくと言っていいほど自炊をしません。

一人暮らしを始めた当初は多少張り切ってご飯を作ってみましたが、すぐに面倒臭さに負けて外食生活になりました。もう家のガスコンロを3年近く付けていないので、今スイッチを押したら果たして火が出るのか分かりません。

という訳で会社帰りに夕食を食べに飲食店に行くのは、僕の一日のささやかな楽しみなのですが、本日そんなお楽しみの最中に大恥をかいた日のことを書きます。

肉を焼く音が大きくて周りに注目される

この日いつも通り仕事を終え、夕食を食べるために「ガスト」に向かいました。僕は「株主優待の記事」でも書いたように、スカイラークの株を保有しているので優待券でよくガストに行きます。

店に入り座席に案内され、メニューを開きます。その日は何となく肉が食べたかったので、切り身の肉が焼かれて提供される「カットステーキ」を注文しました。ほどなくして「カットステーキ」が運ばれてきましたが、それと一緒に肉を焼く用のミニ鉄板のようなものがついていました。ミニ鉄板の下は火がつけられるようになっていて、店員さんがすぐにそれに火をつけてくれました。

この時点で嫌な予感がしたのですが、その予感は的中しました。肉をそのミニ鉄板の上に乗せてみると、割と大きな「ジュワッ」という肉の焼ける音がしたのです。その音がした瞬間に周りのお客さんがチラッとこっちを見るのが分かりました。

僕は注目されるのが大嫌いなボッチ人間なので、この時点でかなり居心地が悪くなり、もっと普通のメニューを注文すればよかったな……と思いながらも食べ終わるまでは帰る訳にもいかず、黙々と肉を咀嚼していました。

子供に指をさされる

居心地の悪いまま食事も終盤に差し掛かったころ、4、5歳くらいの子供が母親と一緒に僕の席を通り過ぎようとしました。すると突然その子供が僕のテーブルの上のミニ鉄板の下で燃え盛る火を見て、「あぁ~! 火がでてるよぉ~‼」とかなりの大声で言ったのです。

その声はかなり大きかったので、周りの客が一斉にその子供と、子供が指さしている僕の方を見ました。そしてどこからともなく「クスクス」という笑い声が聞こえてきました。

 

            ___
       /      \
      /ノ  \   u. \ !?
    / (●)  (●)    \ 
    |   (__人__)    u.   | クスクス>
     \ u.` ⌒´      /
    ノ           \
  /´               ヽ

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<クスクス   /       \!??
      /  u   ノ  \
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    |         (__人__)|
     \    u   .` ⌒/
    ノ           \
  /´               ヽ

 

この時の僕の心情としてはまさに(ああああああああああああああああ!!!!!!)という感じでした。

なぜ一日厳しい仕事を終えた後のささやかな楽しみを邪魔されねばならないのか。この子供の母親は幸いすぐに子供を注意してくれましたが、僕はもうすぐにでも店を出たい一心でした。

まとめ

一人で食事をする時は、とにかく目立たないことが重要です。今回の出来事は店側には一切の落ち度はありませんし、あの子供も年齢から考えればそこまで責めることもできません。

僕が火のついた鉄板の上で肉を焼くという、どう考えても目立ってしまうメニューを選んでしまったことが最大の要因でした。これまで飲食店で恥をかいたことなんて一度もなかったので、こんなことが起こりうるという事はかなり勉強になりました。

一人で飲食店に入ってメニューを選ぶ時は、悪目立ちすることがないか考えて選ぶべきだと気づかせてくれた出来事でした。

おわり