「森永ラムネ」で仕事の効率が上がるってホント?

              森永製菓 ラムネ 29g×20個

ライフハック大好きな僕ですが、今回また耳寄りな情報を聞きました。

子供のころ誰もが食べたことのある、森永製菓のラムネを食べると脳に良い影響を及ぼして仕事や勉強の効率が上がるというのです。

一体どうしてなのか。僕の体験レポートも交えて書き綴っていきます。

ブドウ糖90%の「森永ラムネ」

人間の脳は、体の中でも最も多くのエネルギーを消費する器官ですが、そのエネルギー原となるのは通常ブドウ糖しかありません。

そこで今回話題になった森永ラムネですが、その成分の90%が「ブドウ糖」なのです。仕事や勉強の合間に森永ラムネを食べることによって脳にブドウ糖が補給され、集中力アップによる作業効率の向上や、眠気を吹き飛ばす効果があるとのこと。

森永ラムネは子供用のお菓子で、これまで大人はターゲット層として考えらえていませんでした。ところが今回このブドウ糖の効果がネット等で話題になり、働き盛りの20~40代の購入が増加。販売元の森永製菓もこれに気付き、ラベルに「ぶどう糖90%」の文字を印字するなどして大人に対しても販路の拡大を試みています。

実際に近年森永ラムネの販売数は伸び続けていて、Amazonのレビューなどでも、お菓子でありながらその味よりも効能に感激するレビューが大半を占めるという状況になっています。

森永製菓 ラムネ 29g×20個

森永製菓 ラムネ 29g×20個

 

 早速試してみた

この噂を聞いた僕は、早速職場近くのコンビニで森永ラムネを買い求めました。するとなんと、森永ラムネの陳列棚には「ブドウ糖で作業効率アップ」という趣旨を謳った手作りPOPが。既に販売店がこの効能を宣伝文句に使うまでになっていたのです。

価格71円の森永ラムネを購入し、早速職場で食してみることに。僕がこれを食べるタイミングは15時ごろと決めていました。というのも、僕が一日のうちで一番疲れを感じるのがこのタイミングだからです。

実際に食べてみると、いつもより脳の疲れが軽減されているように感じました。いつも15時ごろに来る「眠気」が来なかったのです。まぁ初日なのでプラシーボ効果という可能性もありますが、その日は退勤時にも「あー疲れた!」というあの独特の達成感の入り混じった疲労感があまりなく、「いつもと同じくらい働いたけど、まだイケたな」という気持ちで帰路につきました。

まだ試してみて初日ですが、効果を感じることはできたのでしばらく続けてみようと思います。値段も1本71円なのでほとんど懐も痛みません。

職場で森永ラムネを食べる上での問題点

僕の職場はデスクでお菓子を食べることは基本的に自由です。しかしこの森永ラムネに関しては少々困ったことがありました。

というのも、森永ラムネの容器は独特のでこぼこがあり、ラムネを容器から出そうとする時に「カラカラ」という音が鳴ります。子供用のお菓子なので、恐らくこの音が鳴る形状もメーカー側の遊び心なのだと思いますが、この音が結構気になるのです。

僕の職場でデスクにお菓子を常備している人はたくさんいますが、チョコレートやクッキーはともかく、ラムネを食べている人は少なくとも僕は見たことがありません。そこにきて僕が「カラカラ」と音をさせながら森永ラムネを食べていると、横に座っている上司がその音を聞いてチラッと横目で僕を見て(なんでラムネ食ってんだコイツ……)みたいな表情をしました。別に何も言われませんでしたが。

今後僕が職場で森永ラムネを食べる時は、音の出ない容器に移し替えてから食べようと思っています。

今後の森永ラムネの展開に期待

今回森永ラムネの効能について書きましたが、実際に医学的根拠はないためメーカー側もその効能を保証するような謳い文句で販売することはできていないようです。ですが、森永製菓は眼鏡チェーンのJINSと共同してその効能のほどをテストする調査を始めています。

「Think Lab」というシェアオフィスの利用者に対して森永ラムネを提供し、JINSが開発したセンサーの付いているメガネで、姿勢の変化や目の動きなどを測定。どのタイミングで森永ラムネを食べるとより効果が得られるのかを研究しています。

実際に企業間でこういった調査に乗り出しているからには、巷で話題になっている森永ラムネの効用が実証される日も近いかもしれません。

この調査の結果や、それを反映させた森永ラムネのよりバージョンアップした商品など、今後の展開にも大きく期待したいと思います。