これから社会人になるあなたへ。経済的自立が圧倒的に人生を面白くする理由を語ります

僕は22歳で家を出て一人暮らしを始め、これまでの5年間自分の稼ぎだけで飯を食ってきました。この5年間は色々なことがあり、家で一人で泣いていたような辛い時期もありましたが、それでもやっぱり総合的に見て楽しかったと思っています。

これから学校を卒業して春から社会人として旅立つ方の多くは、様々な不安を抱えていると思います。親から経済的に自立して社会人として生きていくことは、確かに辛いこともたくさんありますが、自分の人生のかじ取りを自分で取る楽しさは何物にも代えがたいものがあります。

大学生の一人暮らしと社会人の一人暮らしはまったくの別物

大学生の間一人暮らしをしていた方もたくさんいると思いますが、大学生の一人暮らしと社会人の一人暮らしはまったくの別物です。その最大の違いは「経済的自立」にあります。

大学生の間は、たとえアルバイトをしている人であってもほとんどの方が生活費の面で親から何らかの仕送りを受け取っていたかと思います。ですが社会人になると生きていくためのお金を全て自分の稼ぎで賄うようになるので、仕送りをもらう必要がなくなります。

もちろん食い扶持を稼ぐのは大変ですが、しっかりやれば自分が食べるだけでなく、余ったお金を様々な使い道につぎ込むことができます。このお金の使い方次第で、その後の人生が大きく左右されることになります。

20代は最も差がつく時期

20代前半の学生時代まではほとんどの人にあまり差はありません。もちろん若くして成功したスポーツ選手や、学生起業家などの「天才」は別ですが、東大生であろうが無名大学の学生であろうが圧倒的多数の学生は世間的に見れば大した差はないのです。

僕の聞いたところによると東京大学の学生は塾講師の時給が4500円を超えるとも言われているので、学生時点でも全然レベルが違うという反論もありそうですが、そんなものはその後社会人になってから20代後半にかけてつく差に比べたら微々たるものです。

多くの人にとって最初の人生の岐路は就職活動で、ここでどんな企業に入るかによって人生の方向が大きく変わります。ですが僕はむしろ働き始めた後につく差の方がより大きいと思っています。

同じ企業に就職しても、5年10年と時間が経つにつれて昇進の早さに差が出て、その差はそのまま給料に反映されます。僕は同期の中でもかなり出遅れていて、まだ下っ端の担当者ですが、僕の同期には既に中間管理職になっている人もいます。

会社内の地位という狭い範囲からもう少し視野を広げてみます。

先日何気なくフェイスブックを見ていると、僕の高校時代の同級生が株の取引きで資産1億円を築いている事を知りました。当然僕は彼と同い年ですが、資産1億円など望むべくもありません。

さらに世間を眺めてみると、僕よりも若い20代半ばの方がブログで毎月100万円を稼いでいたり、若手ライトノベル作家としてデビューし、ヒット作品を生み出して大儲けしている人もいます。

差がつくのは全て自分次第

大分話がそれましたが、これらの差がつくのは全て自分次第です。経済的に自立した上で一人暮らしを始めると、自分の人生の主導権は全て自分にゆだねられることになります。それはつまりお金の使い方から余暇の過ごし方まで、一挙手一投足が全て自分の選択次第ということです。

僕が例として挙げた株で資産を築いた同級生は、仕事の傍ら休日などを使って日々株の勉強に励み、会社で働いた稼ぎを元手に株の取引きを行ってきたのでしょう。ライトノベル作家になった方は、ひたすら小説を書き続けていたことでしょう。それらのことは彼らが全て自分で決めて実践してきた結果です。

今の僕がそういった人たちと比べて劣っているのは、自分がこれまで行ってきた全ての選択の積み上げの結果であります。

「自分次第」は楽しい

なんだかネガティブな事を書きましたが、「自分次第」でいくらでも人生を変えられるというのは本当に自由で楽しいことです。親と一緒に暮らして養ってもらっている時は、ある程度親の言うことを聞き、親を立てる必要がありました。

夜に帰りが遅くなれば問い詰められますし、食事の時間は必然的に親がご飯を作る時間と同じになります。また、家も親が家賃を払っている以上、勝手に模様替えをしたり家具の配置を変えたりすることは憚られます。

それに対して、自立して一人暮らしをしていると本当に自由です。夜に帰りが遅くなろうと、そもそも一人暮らしの家には誰もいないので咎められることはありません。食事の内容も時間も全て自分に決定権があります。家具の配置も自由ですし、模様替えも家の契約内容の範囲で自由です。

また、本業の稼ぎだけでは足りないと思えば、副業を始めることもできます(本業の職務規定にもよりますが)。副業で増えたお金を使って生活をより向上させていくこともできます。

僕が一人暮らしをして過去にやったこと

僕が一人暮らしを始めてから具体的に始めたことの一例をあげていきます。過去記事として詳しく書いているので、よかったら参考にしてください。

疲労回復のために「温冷浴」を始めた

疲労回復に効果ありと言われる「温冷浴」。実際に試してみた! - 生活向上ブログ

・「メルカリ」で不用品の売買を始めた

買い専でも「メルカリ」を始めるべき圧倒的メリットを語る - 生活向上ブログ

・乾燥機能付きドラム式洗濯機を買って時間の節約をしてみた

ついに乾燥機能付き洗濯機を買った! 購入までの流れから、使用後の感想を語る - 生活向上ブログ

サプリメントを飲んで体調管理を始めた

サプリメントを1年継続して飲み続けている僕が、続けるコツを語る! - 生活向上ブログ

……その他多数。

まとめ

自立は自由だと書きましたが、自由には責任が伴います。

上で挙げたメリットも、その責任を全て自分で背負ってこそです。夜遅くまで外出していると危ない目に合うかもしれませんし、食事の内容を自分の好きなものばかりに偏らせると体調を崩したり、生活習慣病になってしまうかもしれません。

僕は一時期、学生時代から体重が15kg増えてしまったことがあります。現在は揺り戻しましたが、別に誰からの注意も受けていないので、あのまま行けば危なかったかもしれません。

www.suteneko3000.com

ですがこれら諸々の責任も負った上で、なおかつ人生を楽しめるようになることが「大人になる」ということなのかもしれません。これから社会に出る全ての人たちの幸せを願っています。