「太鼓の達人Nintendo Switchば~じょん!」の誤認識がひどすぎて返品レベル

太鼓の達人 Nintendo Switchば~じょん!

このブログであまりネガティブな記事は書きたくないのですが、あまりにも期待を裏切られたので吐き出させてください。

この度、ニンテンドースイッチ用ゲームの「太鼓の達人」を購入しました。このゲーム、知っている人も多いと思いますが画面の指示に従ってタイミングよく太鼓(を模した入力デバイス)を叩いて遊ぶ音楽ゲームです。

ゲームセンターにも置いてあるので、そこでプレイしている人を見たことがある人も多いのではないでしょうか。

今回その「太鼓の達人」がニンテンドースイッチで発売されたので、以前から興味を持っていた僕は発売日に買ってプレイしました。結論から言うと、返品したいと思うレベルでひどい買い物となってしまいました。今回、そう感じた理由を順を追って書いていきます。

 

もくじ:

 

なぜ買ったか

太鼓の達人」は、パッケージに描かれているキャラクターの絵からも感じ取れるように、割と子供向けのゲームです。僕は20代後半なので販売元のターゲット層からは若干外れていると思われます。にも関わらず、僕がこのゲームを買ったのは「体を動かしたかった」という理由があります。

年齢が高くなってくると「ただ面白い」だけのゲームには中々手が出しづらくなります。面白い以上の「付加価値」を求めるようになるのです。

例えば僕がこちらの記事でも書いた「ARMS」は、新感覚の格闘ゲームということに加えて「ダイエット」という付加価値がありました。

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「ARMS」はジョイコンを持ってパンチするような動作をすると、その動きをジャイロセンサーが感知して、ゲームの中のキャラクターも同じ動きをします。これを利用して、ゲームをしながら体を動かしてダイエットをすることができるのです。

社会人になって働き始めると、とにかく時間が惜しいのでゲームを楽しむことと、ダイエットが同時にできることは時間の節約になって大変ありがたいです。このことが、僕が「ARMS」を購入した時の決め手となりました。

今回の「太鼓の達人」でも、「フリフリ演奏」といって、ジョイコンを太鼓のバチに見立てて振ることで実際に太鼓を叩いている感覚でプレイすることができるというのが宣伝文句でした。

「ARMS」ほどの激しい動きではないですが、それでもリズムに乗って体を動かすことで気分転換とストレス発散が期待できます。しかも実際に太鼓の入力デバイスを叩くのではなく、ジョイコンを振るだけなので音がほとんど発生せず、アパート暮らしの僕にとって近所迷惑になる心配もありません。購入することに迷いはありませんでした。

フリフリ演奏の「カッ」の反応がひどすぎる

さて、いざ購入して意気揚々とプレイを始めたは良いものの、すぐに違和感に気付きました。ジョイコンを振ってプレイする「フリフリ演奏」が誤反応するのです。具体的に言うと「カッ」の認識がまちまちなのです。

太鼓の達人では太鼓の中央を叩く「ドン」と、太鼓のフチを叩く「カッ」があり、それぞれを叩き分けて遊ぶことがゲーム性を奥深くしています。これがニンテンドースイッチ版だと以下のようになります。

  • ジョイコンを垂直に振り下ろす⇒「ドン」
  • ジョイコンを斜めに振り下ろす⇒「カッ」

この「カッ」の反応がひどい。ジョイコンを斜めに振り下ろしても「ドン」になることがかなり多い。もちろん正しく「カッ」の反応になることもあるのですが、その精度は体感60%くらいです。

Youtubeに公開されていたこちらの「フリフリ演奏のコツ」動画を観ても、それほど改善されず……。


Nintendo Switch「太鼓の達人 Nintendo Switchば~じょん!」フリフリ演奏のコツ紹介映像

このゲームはノーミスで演奏することで「フルコンボ」となり、プレイヤーはこれを目指します。一度でもミスをするとフルコンボを逃してしまうのです。そう考えると、上記したジョイコンの精度ではとてもプレイできたものではありません。プレイヤーは完璧に演奏したのに、ジョイコンの誤反応でフルコンボを逃してしまったら、そんなゲームは二度とやりたくないと思うでしょう。

僕は今回初めて「太鼓の達人」をプレイしたので、まったく「ガチ勢」ではありません。そんな僕でも怒りを覚えるほどのひどい誤反応ですので、ガチ勢の方が今作をプレイしたら「これは太鼓の達人ではない」と斬って捨てられること請け合いです。

ロードの長さ問題

今作にはもう一つ問題点があります。というか、こちらの方がよりネット等で話題になっていたのですが「ロードの長さ」です。

ゲームを起動して初期画面にたどり着き、メニューを選んでいざ曲が開始されるまでのそれぞれの段階で毎回8秒近いロードが行われるのです。このロードの長さが話題となり、ネット上では「イライラする」「今すぐアプデで修正しろ」とプチ炎上状態になっています。

確かに、曲を選んで演奏が開始される時に多少のロードが挟まれるのはともかく、メニュー段階で毎回長いロードが発生するのは快適なゲーム環境とは言えません。僕も実際にプレイしていて気になるレベルのロードの長さだと思いました。

ですが、ジョイコンの誤反応のひどさと比べたら許せるというのが僕の個人的な感想です。まぁもしジョイコンの反応に一切の問題が無かったら、ロードの長さに文句を言っていたかもしれませんが……。

※8/8(水)10時配信のVer.1.0.3のアップデートで、ロード時間は劇的に改善されました! さすが人気タイトルだけあって早い対応でした。これに続いてフリフリ演奏の感度も改善よろしくお願いします!

 

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