これから社会人として一人暮らしを始めるあなたへ。一人暮らし5年目の僕が有効なお金の使い方について語ってみる。

僕は社会人として一人暮らしを初めて5年経ちますが、ことお金の使い方については後悔していることがたくさんあります。

5年経った今でこそ多少なりとも有効なお金の使い方を学びましたが、もし僕が新社会人のころからこの考え方を持っていたら、今よりもはるかに生活が豊かになっていただろうと思います。

今回は、僕が5年の社会人生活で様々な失敗をしながら学んだ、有効なお金の使い方について語りたいと思います。

基本的なお金の使い方は2つ

基本的に、お金は以下2つの視点で使うと良いです。

  • 時間を節約してくれるもの
  • 快適性を上げてくれるもの

時間を節約してくれるものとは

時間を節約してくれるものとは、それを使うと自分のために使える時間が増えるものです。僕が実際に使っているもので言えば「自動乾燥機能付き洗濯機」がそれにあたります。

これまで実家暮らしでご両親に洗濯をしてもらった人も多いと思いますが、洗濯というのは思いのほか時間がかかり面倒臭いものです。特に時間がとられるのが、洗濯物を「干す」という行為です。

洗濯自体は洗濯機が勝手にやってくれますが、その後洗濯物を取り出して一つ一つ洗濯ばさみにつるしていく行為は地味でかつ時間のかかるものなのです。さらに乾いた洗濯物を取り込む必要もあり、両方合わせると慣れない内は1時間以上かかってしまう人もいます。

その点「自動乾燥機能付き洗濯機」を利用すれば、洗濯が終了したらそのまま乾燥まで自動でしてくれるので、ボタン一つで綺麗に洗濯されて完全に乾いた洗濯物が出来上がります。

「自動乾燥機能付き洗濯機」の素晴らしさについては、以前記事を書いたことがあるので、良かったら読んでみてください。

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なぜ時間を節約してくれるものを買うと良いのか

時間を節約してくれるものを買うと良い理由は、長期的に見て膨大な自由時間を獲得できるからです。そしてその自由時間は雪だるま式に増えていきます。

例えば先に挙げた洗濯機を例に出してみます。

洗濯を週に一回1時間かけて行うとします。そうすると一ヵ月では4時間になり、一年になると48時間です。「自動乾燥機能付き洗濯機」を購入すると、一年間で48時間の自由時間を得ることができる計算になります。

大した時間では無いと思うかもしれませんが、社会人にとって48時間はかなりの時間です。

というのも、例えばあなたが仕事が午後の8時に終わって12時には就寝する生活をしているとします。そうすると就業から寝るまでの自由時間は4時間です。その4時間の内、1時間は会社から家までの帰りの電車に揺られていて、もう1時間は夕食や風呂、歯磨きなどに使われるとすると自由時間は2時間です。

一ヵ月の平日が22日とすると、あなたの平日における一ヵ月の自由時間は44時間になります。つまり「自動乾燥機能付き洗濯機」を購入していないと、あなたは年間で平日における一ヵ月分の自由時間をすべて洗濯に奪われていることになるのです。

恐ろしいことに、多くの人はこういったことには気づかずに、お金をゲームや漫画などの即物的な娯楽商品に使用して、膨大な時間を失っています。娯楽商品を買うこと自体は悪いことではありませんが、その前に時間を節約する商品を買い、それによって捻出した時間を使って娯楽を楽しむべきなのです。順番が逆です。

時間を節約してどうするのか

ところで節約した時間をどのように使うのか疑問に思った人もいるかもしれません。娯楽や趣味に使うのも悪くありませんが、最も有効なのは節約した時間をさらに時間を節約するために使うことです。

例えば「自動乾燥機能付き洗濯機」で節約した48時間を会社の残業に充てて残業代を稼ぎます。そして稼いだ残業代を使って今度は洗い物を自動で洗ってくれる「自動食洗器」を購入します。すると、さらに時間が節約できます。

僕は実際に「自動食洗器」を購入していないので、節約できる時間が分かりませんが、仮に1日30分として一ヵ月で15時間、年間で180時間になります。すると、「自動乾燥機能付き洗濯機」で節約している48時間と合わせて年間で228時間が節約できることになります。

そしてその228時間をさらに時間を節約するために使うのです。前述した「雪だるま式に自由時間が増えていく」とは、こういうことです。

もちろんある程度自由時間を増やしたら、そのうちの半分は娯楽に使って、残りの半分はさらなる時間の節約に使うということもできます。

快適性を上げてくれるものとは

快適性を上げてくれるものとは、日々気持ちよく生活していく手助けをしてくれるものです。例えばサプリメントです。

僕は下の記事でも書いているように、ビタミンCとブルーベリーのサプリメントを常飲しています。

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ビタミンCは風邪予防に、ブルーベリーのサプリは目の疲労軽減に非常に役立っています。僕は一日5時間以上パソコンと向き合う仕事をしているので、このサプリメントは欠かせません。たまにうっかり飲み忘れると、はっきりと自覚できるほど目の疲労と微弱な頭痛に襲われます。

サプリメントの他にも、まくらなどの寝具も快適性を上げてくれる物の代表です。僕は「じぶんまくら」というお店で自分の体形に合ったオーダーメイドのまくらを作りました。

オーダーメイドのまくらは決して安くない買い物ですが、人生の3分の1は睡眠と言われている通り、寝具にお金を使うことはかなりの快適性の向上を意味します。

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なぜ快適性を上げてくれるものを買うと良いのか

一人暮らしをする上で、「メンタルケア」は非常に重要なポイントになるのです。というのも、家には基本自分一人しかいないので、何かと思い詰めやすいためです。

生活における快適性を上げてくれるものは、メンタル面において非常に手助けになってくれます。

先に挙げたサプリメントで言えば、風邪予防のビタミンCサプリメントはもろにメンタルケアに直結します。というのも、体調はメンタルとつながっているので風邪を引いて気分が滅入ることを防いでくれます。

また、ブルーベリーのサプリメントで目の疲労を軽減することで仕事のパフォーマンスを上げ、周りの信頼や評価が上がることによる士気の高揚なども期待できます。

可能な限り早目に取り組むべし

今回紹介したお金の使い方は、一人暮らしを始めた初月から取り組むべきです。なぜなら、早く始めた方がより波及効果が高いからです。

僕が「自動乾燥機能付き洗濯機」を購入したのは社会人になって4年以上経ってからで、それまでは洗濯物を干したりコインランドリーまでわざわざ持って行ったりしていました。

もし僕が一人暮らしを始めた当初から「自動乾燥機能付き洗濯機」を使っていたら、前述した一年で48時間節約で計算して、48時間の4年分、192時間もの自由時間が得られていたことになります。192時間といえば丸8日分にもなり、海外旅行にさえ行ける長さです。

どうせ同じ金額を使って「自動乾燥機能付き洗濯機」を購入していたのなら、早く使っていればこれだけの時間を節約できていたかと思うと、実にもったいなさすぎる時間のロスです。

あなたには是非僕の失敗を参考にして、一人暮らしスタートから有効なお金の使い方をしていただけたら幸いです。

以上です。