【サッカー日本代表戦】日本×コスタリカ 新生日本代表のエースは中島翔哉か⁉

ロシアワールドカップも終わり、2018年9月11日、新生日本代表の船出となりました。新しい顔ぶれを多数加えて迎えたコスタリカ戦は、3-0で日本代表の完勝でした。

ロシアワールドカップから平均年齢も3歳若返り、今後が楽しみな選手たちが躍動。今回はこの試合の感想を書いていきたいと思います。

ロシアワールドカップから顔ぶれがガラリと変わる

ロシアワールドカップを最後に、これまで日本代表をけん引してきた以下の選手たちが代表を引退しました。

そして今回の代表戦では、堂安選手や冨安選手など多数の代表初招集の選手たちが起用されました。

対するコスタリカも日本と同じく世代交代で若手選手中心のメンバーに。両国ともに新しい自国代表に定着すべくモチベーションの高い選手たちの試合になりました。

中島翔哉がアイディア豊富なプレーで大観衆を魅了

多くの方が同じ意見だと思いますが、今回の代表選で一番輝いていたのは間違いなく中島翔哉その人でしょう。ロシアワールドカップ前のマリ戦で代表初先発ながら得点を奪った逸材です。

ポリバレントではなかったというよく分からない理由でワールドカップメンバーからは落選し、ロシアの地を踏むことはありませんでしたが、その才能の片鱗には既に多くの人が気付いていました。

今回のコスタリカ戦でも先発し、キレッキレなドリブルやアイディア豊富なパスで終始観客を魅了し続けました。

実況の方も口にしていましたが、まさに「見ていてワクワクする選手」です。

中島選手は現在ポルトガルリーグの「ポルティモネンセ」というクラブに所属しており、2017年は10得点12アシストという素晴らしい成績を残しました。これらの活躍を受けて、彼には同じポルトガルリーグの名門「ポルト」などへの移籍の噂が囁かれています。

個人的にはあと1、2年のうちにもう一段上のクラブに移籍して、日本代表の顔となる選手に成長してほしいです。4年後のカタールワールドカップの時、彼は最も脂の乗った27歳。是非とも日本代表初のベスト8の立役者になってほしいと思います。

その他気になった選手など

今回A代表デビューとなったオランダ、フローニンゲンに所属している堂安選手も噂にたがわぬ風格を魅せてくれました。実況の方が度々彼の発言やエピソードを話していましたが、結構ビッグマウスのようです。

ですが、所属するフローニンゲンでは29試合9ゴールを決めており、確かな実力も兼ねそろえています。今回残念ながら得点はありませんでしたが、今後の活躍に期待したいです。

また、今回驚いたのが日本の3点目を決めた伊東純也選手。

個人的に、中島選手や堂安選手は試合前からある程度の情報があり、期待していましたが、この伊東選手に関しては大変失礼ながらまったくノーチェックでした。

それが後半40分に出てきていきなり個人技でディフェンダーを交わしてゴールを決めたものですから、「( ゚Д゚)⁉だれ」となりました。少し調べてみると、柏レイソルに所属する選手のようで、年齢は25歳。

新生というには少し年齢を重ねていますが、今回の代表招集をきっかけに、新戦力として活躍してほしいです。

まとめ

今回の代表戦、うがった見かたをすれば純粋なゴールは1点だけということもできます。日本の1点目はコスタリカオウンゴールですし、伊東選手の3点目も一見ゴラッソに見えますが、スローで見るとゴールキーパーの正面にボールが飛んでしまっています。

今回躍動した選手たちが皆カタールの地で活躍できる訳ではありません。また、今回招集されていないまだ見ぬ逸材が、今後の日本代表をけん引する選手になるかもしれません。

いずれにしろ、カタールへの道はまだスタートしたばかりです。まずは来年1月に開催されるアジアカップ優勝に向けて、チームを組み立てていってほしいと思います。